合同会社地域資源総合研究所

あぐりんラボLLC(合同会社地域資源総合研究所)は、兵庫県三田市を拠点に農業の六次産業化・就農・定住支援に取り組む農業ベンチャー企業です。

FSN理事長・横田哲治氏の出資金詐欺行為に関して

一般社団法人食の安全を考えるネットワーク(FSN)理事長であり、農政ジャーナリスト横田哲治氏に関する出資金詐欺行為について、元事務局員である私のところに多数の問い合わせを頂戴しておりますので、こちらで回答させていただきます。

 

農政ジャーナリスト横田哲治氏につきましては、宇都宮大学講師などを経て、1977年発刊『牛肉はなぜ高いか-日本の食肉問題』 (サイマル出版会)を処女作として農政ジャーナリストに転進し、以降は1984年発刊『明日の農業を求めて-自立をめざす青年たち』 (NHK出版)、2000年発刊『オーガニック食品のことがわかる本』 (日本実業出版社)、2004年発刊『牛肉が消える!』 (日経BP社)、2006年発刊『天皇の牧場を守れ-鳥インフルエンザとの攻防』 (日経BP社)、2008年発刊『乳がん前立腺がんの死亡者はなぜ増えるのか』 (扶桑社)、2013年発刊『和牛肉の輸出はなぜ増えないのか』(東洋経済新報社)をはじめとして計18冊の著書を持つ、現役のジャーナリストです。

フジテレビ系の『めざましテレビ』、『めざましどようび』、『スーパーニュース』、テレビ朝日系の『ワイド!スクランブル』、TBS系の『イブニング・ファイブ』において、番組コメンテーターとして出演されることも多く、農政ジャーナリストとしては高い知名度を持たれております。

 

その農政ジャーナリスト横田哲治氏(一般社団法人食の安全を考えるネットワーク・理事長)につきまして、2009年4月に任意団体であった『食の安全を考えるネットワーク(FSN)』が『有限責任中間法人・食の安全を考えるネットワーク(FSN)』として法人化するにあたり、三菱東京UFJ銀行に「FSN設立基金」が開設され、FSN会員から出資金を募ることとなりました。

一口一万円で、総額1000万円ほどが集まったと記憶しております。

 

有限責任中間法人・食の安全を考えるネットワーク(FSN)』は活動実態のない団体であり、その後に『一般社団法人食の安全を考えるネットワーク』に組織変更されたとなっていますが、実際に法務局で登記簿を取り寄せたところ、有限責任中間法人から一般社団法人としての登記が行われていませんでした。

また、決算広告も行われておらず、会として活動の実態をつかむことはできません。

 

にもかかわらず、2016年4月現在、『一般社団法人食の安全を考えるネットワーク』を名乗って、『ピカマチス』という唐辛子の種苗販売を行っていることになっています。

※2015年8月28日に、農林水産省に第30414号、横田哲治(東京都板橋区成増1-13-17ソレイユ成増601)の個人名で、品種登録名称:ピカマチス(Capsicum L. )が品種登録されています。

 

以降も、『一般社団法人食の安全を考えるネットワーク』は活動実態が確認できません。一時期は横田哲治氏が「ピカマチス唐辛子の生産・普及を」と別の出資金を集めていたとの情報を入手しております。事務局の運営体制について、女性職員が入職しても横田哲治氏からセクハラまがいの行為を受けて退職するパターンを頻繁に見てきました。横田哲治氏の女子大生へのつきまとい行為も確認されています。

 

2009年4月、法人設立時に集めた出資金について、2014年10月に会員から『活動実体がなく、法人登記も行われていないので出資金を返還してほしい』との要求が行われているにもかかわらず、『一般社団法人食の安全を考えるネットワーク』は事務局が機能していないために返還されない事態となっています。2016年3月、再度横田哲治氏に返還を要求した際、横田哲治氏に電話してもつながらない状態となっています。集めた出資金の総額は、約1000万円とみられます。

有限責任中間法人・食の安全を考えるネットワーク(FSN)』法人化の際は、下記のような役員がいたことがわかっています。いずれもそうそうたる顔ぶれであり、このうち山野晴久氏と能村義廣氏については既に死去しています。

 

理事長:横田哲治(農政ジャーナリストの会、The Japan Agricultu Journalists' Association)

理事:和田光雄(毎日牧場・代表、静岡県駿東郡清水町湯川)

理事:山野晴久(元・キッコーマン広報室長)

理事:能村義廣(元・旭化成取締役、元・旭化成ライフ&リビング 社長)

理事:岡田幹治(元・朝日新聞論説委員、元「週刊金曜日」編集長、ジャーナリスト)

理事:細野康弘(公認会計士、元・中央青山監査法人理事)

理事:内田正己(元・グルメシー代表取締役)

 

 

そのうち、理事の和田光雄氏(毎日牧場・代表)に『出資金はどうなっているか』と問い合わせたところ、『出資金を集めたことは把握している。理事長である横田哲治氏が口座を管理しており、理事長しかお金を動かすことが出来ない』『会員からの返還要求について、横田哲治氏は突っぱねている状態』『私自身も300万円近い出資をしているが、連絡がつかない状態になっており困惑している』との回答を得ています。

 

関係者からは、『横田哲治氏は、2013年以降は書籍の出版もなく、生活に困窮している様子だった。FSN出資金を生活費に当ててしまい、ほとんど出資金を使い切っている可能性が高い』との話も出ています。本人は詐欺行為をしているつもりがなくても、出資金の返還にも応じずに出資者との真摯な話し合いの場を拒否する状況が続いています。そのため、本サイトでは『詐欺未遂行為』であると書かせていただいております。

 

一般社団法人食の安全を考えるネットワーク(FSN)理事長であり、農政ジャーナリスト横田哲治氏は、会員に対してすみやかに出資金の返還要求に応じるように要請します。